この記事の続きで、イギリス一人旅の2日目。
「今日は別のところに泊まろう!」と思い立ち、
観光しやすい場所で、駅から近くて、リーズナブル価格ということで、
London Bridgeの近くにあるSt Christopher’s Inn に泊まることに。
1日目に泊まったホステルよりもキレイだし明るくていい感じだ~!
と思って部屋に入ったら・・・
「ドミトリー」という複数人でシェアするタイプの部屋なんですが、
4人部屋でなんと、
私以外の3人が大学生くらいの男性グループ!
えぇっ!
4人部屋で残り3人男ってありえないでしょ!!
しかもグループ!
しかもベッド近っ!!
あそこしか空いてなかったのかな~
当日予約だから仕方ないのかな~
夜、ミュージカル『レ・ミゼラブル』を見てからホステルに帰ってきて、
「う~ん」とぐにゃぐにゃ考えながらラウンジで一人で日記を書いていたら、
「あなた、一人で来てるの?」
と声をかけられました。
スペイン語訛りの英語を話す、小柄な女の子。
私が昨日着いたばかりだと答えると、
「へぇ!私も一人で旅行してるの。よかったら、明日一緒に観光しない?」
わぉ!
彼女の名前は、通称フィオ。
チリから来ていて、当時たしか18歳くらい。
ヨーロッパを一人旅中で、イギリスの前にも何カ国か周っていたそう。
「あなたの部屋はどこ?」
「3階なんだけどね、4人部屋で3人アメリカ人の男なんだよ~。
それで、どうしようかと思ってたところでさぁ」
「えっ、そうなの?
私の部屋は8人部屋で、ベッド空いてるよ!
4人部屋より8人部屋の方が安いし、
私と同じ部屋に変えてもらいなよ!」
なんと!!他の部屋が空いてると?!しかも安いの?!
なぬー!
迷わず速攻でフロントで交渉。
無事フィオと同じ部屋にしてもらって、早速荷物を移動しました。
8人部屋はベッドとベッドの間隔が広いし、
人数が多い分、一人ひとりのことがあまり気にならない
フィオに大感謝!!
フィオとの出逢いに乾杯!!
夜は2人で「明日どこ行こうか~」という話に。
フィオは一人旅に慣れていたので、
「私が旅の仕方ってもんを教えてあげるわ!」
と、めっちゃ先輩モード。
彼女の旅方法は、
1.まず、その街の詳細な地図を手に入れる。
(ガイドブックの地図は詳しくないからダメ。)
2.ガイドブックや観光案内などを見て、行きたい所をリストアップ。
3.その場所を地図上で印をつける。(丸で囲むとか)
4.現在地から印をつけた全てのところに上手く周れるルートを考える。
5.それを実行する。
という超効率的なもの。
旅慣れていなかった私は、素直に「なるほどぉ~」と感動。
その後は彼女の母国語であるスペイン語の話などをして
(大学でちょっとスペイン語をやっていたので、当時はまだ少し覚えてた)、
安心してゆっくり寝ました。
フィオと同じ部屋になれて、本当に良かった~
このフィオとの出逢いは、私にとってとっても意味のあるものでした。
部屋のトラブルを解決するきっかけになってくれただけでなく、
私にたくさんの気づきを与えてくれたんです。
3日目以降のお話も、まだまだドキドキが続きますっ!
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