英語で音楽♪というカテゴリを作ってみました!
私の生徒さんには音楽をやっている人が多いので、
音楽用語やアンサンブルで使う英語について聞かれることがあります。
私は楽典が得意じゃないのでそっち系の話になると頭がグルグルしちゃうのですが(笑)、
自分の勉強も兼ねて、昨日質問のあった「拍子記号は英語でどう読むの?」について書いてみます。
拍子記号というのは、4/4、3/4、6/8とかっていう、分数みたいなアレです!
(雑な説明だけど伝わるよね。。)
でもこれ、分数の場合と拍子記号の場合とでは読み方が違うんですね。
こちらの超イギリス英語な動画で聴いてみましょう。
はい、かなりイギリス風味バリバリの英語ですが、いかがでしょう?
拍子記号の読み方は聞き取れたかな?
(この動画の自動字幕はかなりミスが多いので、あまり参考にならないかも。)
最初に出てくる拍子記号は4/4。
これを”four four“と読んでいますね。
これだとどっちが先だかわからないけど、
次に出てくる2/4は”two four“と読んでいるので、
上から順に数字を言えばいいということがわかりますね!
これは分数の読み方とは違うので要注意。
さて、序盤の説明で何度も出てきている「クロチェット」とは、
crotchet = 四分音符
のこと。
アメリカ英語の場合はquarter noteと言います。
他の種類もまとめておきます。
長い音符から見ると(アメリカ英語の方は)わかりやすいです。
全音符
semi breve (セミ・ブリーヴ)
full note / whole note
二分音符
minim (ミニム)
half note
四分音符
crotchet
quarter note
八分音符
quaver (クェイヴァー)
eighth note
アメリカ英語の方がわかりやすいのですが、
イギリス英語の方は昔の記譜法での音符の呼び方の名残が残っていて趣があるという感じですねぇ。
0:47あたりにある拍子記号の説明の最も基本的なところだけ取り出すと、
It’s the top number 4 / that tells you / how many beats / there are / in a bar,
and it’s the bottom number / which tells you / what kind of notes / we are counting.
and four represents / the crochet beat.
beat 拍 bar 小節 note 音符 represent 表す
この記事はかなり長くなってきたので細かい文法解説はしませんが、
意味のカタマリごとにスラッシュ「/」を入れておいたので、
参考にしてくださいな。
1行目のthatと2行目のwhichはどちらも関係代名詞というやつで、
前にあるnumberに説明をくっつけるためのものです。
「上の数字4は1小節に何拍あるかを表していて、
下の数字はどの音符で数えるかを表しています。
下の数字が4なら、四分音符で数えるということです」ということね。
これで、拍子記号の読み方と音符の名前はわかりましたね!!
お役に立てば嬉しいです!
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